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舞台のプロデュースをしていると、フリーランスの俳優、アーティスト、スタッフの皆様にお世話になります。皆さん、優れたスキルと能力をお持ちで、さすがフリーランスで活躍されているだけのことはあるな、と思ったことは数知れずあります。

一方でこれから羽ばたこうとする俳優の皆様も、プロダクションに所属しチャンスを掴もうとフリーランスからキャリアを始める方が多くいらっしゃることも判りました。

そうしたフリーランスの皆様と色々話をすると、やっぱり困っていることはそれぞれ存在していて、各々ご事情はあるでしょうが、敢えてフリーランスで活動することで生じる、アーティスト・俳優活動以外の様々な雑務に時間を取られ、本分である活動のスキルアップや生活していくための活動に支障が出ることも知りました。

そこで、雑務を本分としている人間が、必要に応じてサポートしていくことは出来ないだろうかと思った次第です。さらに我々で新しい作品を上演する際には、フリーランスで活動している皆さんにメインからアンサンブルに至るまで、オーディションに参加する機会提供し、実力を十分に発揮し、チャレンジできる機会を創れたらと考えています。

舞台、歌手、映像、ダンスなどジャンルを問わず、フリーランスのアーティスト・俳優、スタッフの皆様が一層活動しやすい、新しい仕組みを作るよう努めてまいります。

リンクス代表　坂　紀史

坂紀史 略歴
1973年生れ。大学卒業後、ぴあ株式会社に入社。編集部、チケット事業、会員事業、お客様相談窓口等を経験。チケットは票券他、プロモーション、団体販売等に関わり、会員事業ではFCの設立運営、ぴあJALホノルルマラソンツアーの現地イベントのディレクター等に携わる。
2013年株式会社ショウビズを起業、独立。ショウビズではオリジナルミュージカル『デパート！』、オリジナル朗読ミュージカル『カラフル』、音楽劇『瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々』、ミュージカルレビュー『KAKAI歌会』シリーズ、オフブロードウェイミュージカル『bare』、オフブロードウェイミュージカル『グーテンバーグ・ザ・ミュージカル』、ミュージカル『深夜食堂』等、公演やコンサートのプロデューサーとして企画・製作・主催を行い、原田優一をはじめとする舞台俳優のマネジメントを務めた。
2020年フリーランスのアーティストをサポートする「アーティストエージェント リンクス」を立ち上げ、リンクス主催の公演も行う傍ら、外部の公演のキャスティング、制作、プロデューサーなども務める。
2021年12月～22年12月まで株式会社サンライズプロモーション東京にて演劇プロデューサーとしても活動。